![]() | StopWatch | サンプルソース |
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突然彼女が別れ話を持ち出してきた。その現実を認識するのに、あなたはどれだけの時間を要するのか? 1/1000秒単位で計測しちゃうぞ。 |
StopWatch.java |
/**
* 愛のJava256本ノック for Java 5.0
* Javaサンプルソース ver0.2C "StopWatch"
* StopWatch.java 「処理にかかった時間を計測する」
*
* 2005/09/23 制作:安永ノリカズ
*
* 【コンパイル&実行方法】
* >javac StopWatch.java
* >java StopWatch
* 【キーワード】
* 書式文字列(format string), 標準入力(standard input),
* java.util.Formatterクラス,
* 【試してみよう】
* 他のサンプルで処理にかかった時間を計測してみる。
*/
import java.io.IOException;
import java.lang.String;
import java.lang.System;
public class StopWatch {
public static void main(String[] A00) {
System.out.println("彼女「もう、あなたとは別れたいの」");
System.out.println("自分「えっ・・・」 <Enterキーを押してください>");
long L00 = System.currentTimeMillis();
try {
System.in.read();
} catch (IOException L01) {
}
long L02 = System.currentTimeMillis();
System.out.printf("僕は、%.3f秒ほど言葉を失った。", (L02 - L00) / 1000.0);
}
}
/* ■ クラスの外でちょっと一言 ■
プログラムの処理時間を計測する場合には、java.lang.Systemクラスのstaticメ
ソッド、currentTimeMillisが便利。このメソッドはシステムの現在の時間をミ
リ秒(0.001秒)単位返してくれますので、開始地点と終了地点の差分を取得す
れば、処理にかかった時間を計測できます。
printfの「%.3f」は「小数点第3位まで表示」という意味。たとえ5秒ちょうどで
も「5.000」と表示します。
話は突然変わりますが、自分が中学生の頃よく聞いたアルバムに、大瀧詠一の
『A LONG VACATION』があります。このプログラムを組んでると、そのアルバム
に収められた『恋するカレン』を思い出しました。このサンプルと似たシチュ
エーションの一節があるんですよね。すると、懐かしさがこみ上げてきて、その
頃の自分も思い出したりなんかして、もう大瀧詠一を聞かずにはいられない状態
に。早速CD屋さんに直行して購入した次第です。
最近、キリン生茶のCMに『君は天然色』が、SONYハンディカムのCMに『スピー
チ・バルーン』が使われているのを見るたびに、「自分と同世代が作ったんだろ
うな」と思うことしばしばです。
*/